キッチンタイル

キッチンタイルは、耐汚染性に優れた高品質素材と豊富なデザインで、掃除の手間を軽減しながらスタイリッシュなキッチン空間を実現します。

壁用

床用

青色のガラスモザイクタイルを使ったキッチンの壁

壁用キッチンタイルの特長

キッチンの壁面に使われるタイルは、油汚れや水垢が付着しにくい特殊な表面仕上げが施されています。撥水性や防カビ性能を備えたタイルを選ぶことで、料理後の清掃時間を大幅に短縮できます。カラーやパターンも豊富で、インテリアに合わせたデザイン性も兼ね備えています。

汚れに強い表面仕上げ

多くの壁用キッチンタイルは、光沢のあるグレーズ(釉薬)を施し、油分や調味料のシミが浸透しにくくなっています。シリコンコーティングやナノセラミック加工により、さらに耐久性と防汚性が向上し、長期間美しい状態を保ちます。

お手入れのしやすさ

壁用タイルは、乾拭きや中性洗剤を薄めた水拭きだけで簡単に汚れを落とせます。目地部分には防カビ・防水性のある目地材を使用し、定期的に洗浄することで目地の変色やカビの発生を防げます。


床用キッチンタイルの特長

床用キッチンタイルは、水や油で滑りやすいキッチン環境でも安心して歩ける「防滑性」が最も重要です。表面に細かな凹凸加工を施すことで、靴底や素足でもしっかりグリップし、安全性を高めます。また、耐摩耗性や耐衝撃性も優れ、重い調理器具を落としても割れにくいのが特長です。

耐滑性と安全性

JIS規格の滑り抵抗係数(CSP値)が高いタイルを選ぶことで、調理中の転倒リスクを軽減できます。モザイクタイプやエンボス加工を施したタイルは、濡れた床でも滑りにくく、お子様や高齢者のいる家庭でも安心です。

耐久性と防水性

床用タイルには、耐摩耗性の高い施釉タイルや磁器質タイルが一般的です。釉薬層が厚く、水分や油分が浸透せず、シミになりにくいのが特徴。さらに、防水シートや適切な下地処理を行うことで、床下の腐食やカビ発生を防ぎ、長期間安定した性能を維持します。


設置とメンテナンスのポイント

キッチンタイルの美しさと機能を最大限に引き出すには、施工時の下地処理や目地材の選択、定期的なメンテナンスが不可欠です。専門業者による正確なレベル出しと接着作業、そして使用環境に合った材料選びが、長期的な品質保持につながります。

適切な目地材の選択

防水・防カビ性能を重視する場合は、エポキシ系目地材やシリコーン系シーリング材がおすすめです。特に、耐油性・耐熱性にも優れた製品を使うことで、キッチン特有の環境変化に対応できます。

定期的なメンテナンス方法

月に一度程度、中性洗剤でタイル全体を拭き洗いし、汚れが気になる場合はブラシで軽くこすります。年に一度は目地の補修とシーリングの再施工を行うことで、タイルの美観と機能を長持ちさせることが可能です。